10月8日会議カウントダウンブログ 9月29日 日中国交正常化49周年

10月8日の会議まであと10日となりました。
また本日は田中角栄首相と周恩来首相との間で交わされた
日中国交正常化の日中共同宣言が出された日です。
本日で49年の記念です。
そして、この日中国交正常化のために李徳全女史達の働きが
黄金の楔を打ったと言われてきたわけです。
私たちは来年の50周年を日中で共にお祝いしたいと願っています。

※李徳全女史娘 馮理達(ひょうりだ)記念館の展示物から
周恩来氏が毛沢東国家主席や朱氏と共に李徳全女史の夫、馮玉祥将軍にあてて書いた
お悔やみの言葉です。

※向かって左が馮将軍、真ん中が蒋介石元党首
馮将軍は国民党党首になることを願われるも、それを断り、蒋介石氏が党首になります。
そして、馮将軍や部下の歴史は北京博物館に展示されており
お孫さんの羅悠真氏と共に博物館で記念写真を撮りました。


こちらは北京博物館のエントランスです。
この時の訪中は書籍「李徳全」の出版のために
お孫さんと共に中国の国の出版局やシンクタンク各方面
日本語と中国語同時出版のために許可を得られるようにとそのためでした。
そして、<「李徳全」日中国交正常化の黄金の楔>が出版されることになりますが
その出版記念は2017年の9月29日となりました。
以前に父から田中角栄元首相が現役のとき
地元の人たちは話を聞きたくて街頭演説に集まったと聞いていました。
それほどに人を惹きつける力があったと言っていました。
また、李徳全女史のお孫さんから
周恩来元首相と李徳全さん達との交流も聞かせていただいています。
歴史の生の声を聞けるうちに
私たちはその記憶を薄めることなく
それが何のためで、そこから何を受け継いでいくべきか
考えていくことができます。
その時代で必要だったことと
のちの時代にも通じる大切なことが
歴史の出来事の中に散りばめられています。
歴史は教科書や本で読む以上に
当事者として歴史を歩んで、作っていくことは更に感動があるのだろうと考えています。
この日中草の根プラットフォーム
来週10月8日の会議は
一人一人が当事者として
新しい一歩を踏み出していくまた大切な時となります。
皆様の参加を心から歓迎します。