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大企業と中小企業のギャップとそのギャップの相乗効果のケミストリー


   ※2014年10月初旬

    6年前一緒に何もない被災地で草の根のために事業をしようと握手した場所が

    いわきの東日本大震災の記念館となり

    2021年3月11日に更に先に進めようと

    その場所で李徳全女史の孫羅悠真氏と記念撮影


10月8日の会議まであと20日


今回は代表を務める私の個人的な思い出も書かれていますので


どうぞ稚拙な乱文をお赦しください。今回は暇つぶし程度にお読みください。


私のこと以外は大事なメッセージですので読んでいただければ幸いです。


日中草の根プラットフォームの組織でコアメンバー会議が定例で開催されています。


そこでは、李徳全女史のお孫さんの羅氏を初め、大企業元役員や中小企業、個人経営のリーダーたち、日本の各分野のリーダー、地方窓口のリーダーが参加します。


これまで一般産業向けのいくつも法人を立ち上げたり


歴史文化交流を土台にした組織である李徳全研究会を立ち上げたりと色々とありましたが


これまで様々な企業経営者、教育者、各分野のキーマンと交流、やりとりを重ねて


毎回気づくことは、大企業や政府経験者と中小零細企業の経営者や働く人たちとの世界観の


ギャップでした。


中小零細企業の仕事づくりのために展開しても、なかなかすんなりと


マクロプロジェクト、国家プロジェクトを当事者として自分がリーダーになれるとは


身に余ることだと、謙虚な経営者たちと会うことが多かったのですが


謙虚ならまだしも、プロジェクトを信じられないという反応も多々ありました。


国会議員を経験した国の政策や数字に関わった政治家の知人と会話をすると


他国との国家プロジェクトのことをすぐに理解してくれたり


大企業、大商社の元役員たちと話してもその規模感の事業の可能性について


疑念という最初のリアクションはほぼありませんでした。


大企業や大組織と中小零細企業での経験や世界観の差が理解の距離を遠ざけたり


近づけたりがあることも確かに経験させられてきました。


ここでどちらかの優劣を言おうとは全くしていませんので


誤解のないようにしたいと思います。


海を見たことのある人に海という単語で海の話をしてわかりますが


海を見たことないインドの山奥の民族に会った時


海という単語を別の何かに比喩したり置き換えないと伝えても伝わらなかったように


未経験ゾーンの未来軸のことを伝えるためには多くの工夫が必要だと

経験できました。


日中草の根プラットフォームは


大企業、大商社のためではなく、大企業、大商社と中小零細企業が


対等に公平に仕事のチャンスや資金獲得のチャンスが与えられるからこそ


やらなければと思ったことです。


現在ある大企業や大組織の始まりも


個人個人の努力や時間の積み重ねや


皆さんの資金的協力などの結果として成長した会社がほとんどでしょう。


そこには、いろんな魅力ある経営者たちやリーダーたちの話に共通している


努力や個人の才能や能力だけでもどうすることもできない


偶発的な奇跡的な出会いや不思議な出来事が


発生していることが多いですが


創業者がいなくなり、肥大化、巨大化した組織が廃れることなく維持され


いやむしろそれでもなお成長しようとするならば


出来上がった現状やシステムやメカニズムを一気に変えることは容易ではなく


その事業の信用や組織的信用と歴史的、時間的な信用は


企業の大きさや資金力で比較される現実がある中で


中小零