中小零細企業の仕事を作り、所得を増やしていくための日中草の根プラットフォームの可能性

※写真は訪中団と天津市での政治家、ビジネスマンたちとの交流会です。
中小企業の収入ランニングが東洋経済の記事で書かれている。
2018年のデータだが
https://toyokeizai.net/articles/-/206077?page=3
1位の企業で平均収入2139万円、平均年齢37歳、従業員数139人、業種はコンサルティング業
2位は平均年収1313万円とグッと下がり、平均年齢44歳、従業員数223人、業種は放送業
そして
50位となると平均年収780万円、平均年収40歳、従業員数171人の通信業と
平均年収41歳、従業員数88人の商社、卸売業
トップ50位には製造業は建設や機械、鉄鋼という分野があれど
ほとんどランクインしていない。
ちなみに中小企業の平均年収は約380万円。
これに対して
同じく東洋経済のランキングで中小企業の5期平均の
利益率のランクも興味深いです。
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19nv/120500136/022800085/
企業利益率ランキングでは製造業がトップに来ている
1位は医薬品候補物質の開発だが売上72億1662万円で52.2パーセント
(従業員数104人)
2位は化粧品製造、販売で33億3436万円で45.2パーセント(従業員数18人)
3位はヒートシンクの製造で23億3454万で40.8パーセント(従業員数50人)
4位は健康食品の製造で66億4818万円で29.7パーセント(従業員数37人)
5位はステンレス部品の製造で50億1805万で29.6パーセント(従業員数55人)
6位はコレットチャックの製造で20億1805万円で28.5パーセント(従業員数95人)
7位はチャック製造で48億5916万で25.5パーセント(従業員数163人)
8位は産業用配管機器製造で22億732万円で24.6パーセント(従業員数92人)
9位で産業機械の製造で25億6596万円で24.5パーセント(従業員数100人)
10位で屈折計など精密測定器製造で32億7956万円で24.0パーセント(従業員数190人)
企業の魅力の一つは働く側にとっては収入の可能性であるが
企業側にとって利益率を上げることは経営者がみな目指す目標である。
グローバリゼーションで大手企業は日本国内の市場とコストの限界を見出し
世界に製造拠点を移し
海外の企業や従業員と連携するようになり
日本国内のそれまでの下請け企業は取引先を減らすことになります。
またコロナ時代に入るまでデフレで物が溢れ
値下げ競争のようになる中で
品質はもちろん担保されながら
生活者のニーズは安くて良いものですから
企業にとっては厳しい時期を経てきました。
コロナ時代に入り
政治的に互いに反対を向いていたようなアメリカと中国の関係性でさえ
アメリカは製造大国中国を頼らずにはいられませんでした。
世界が認識したのはものづくりができる実体経済を土台にしていていることの重要性でした。
そこで、世界最大工場、最大市場の中国と世界最強工場の日本が連携して
日本、中国、韓国を初めアジアが連携して
創造的、生産的、製造業を中心としたものづくりの技術のイノベーションをしながら
まずは隣国東北アジアから
そして、一帯一路の世界130カ国
そして全世界へと新しい公平性の中で産業、事業創出してい